「何のため(目的)」と「どこまで(目標)」の明確化

目的の明確化
-「何のため(目的)」の明確化-

「何のための話し合いなのか」を明確にすることは大変重要。
メンバーがミーティング目的を共通に認識していれば、とんでもない視点の発言がされることはあまりないし、もし目的から外れた発言があったとしても、「目的(何のための会議だっけ)」を確認すれば修正が容易となる。
また、論議が進まなくなった時なども、「目的(何のための会議だっけ)」に戻ってみると、現状突破の糸口が掴めることも多い。
目的が不明確だと、かみ合わない論議が永遠に続くかもしれない。

到達点の明確化
-「どこまで(目標)」の明確化–

「どこまで決めるのか(到達点はどこなのか)」を明確にすることは大変重要。
到達点があるからこそ、的確な論議の進め方を含め、論議全体のプロセスをデザインすることも容易になる。
メンバー全員が同じ点を目指して、的確なプロセスに沿って論議できることは、効率的な論議を可能にするということで、結果として、迅速に成果をもたらし、目的実現も容易にすることとなる。
到達点が不明確だと、かみ合わない論議が永遠に続くかもしれない。 

何事も最終的なあるべき姿、そしてそれに向けたクリアすべき段階的到達点がないと、方向を誤る、道を誤る、その結果、時間とお金を無駄にするのです。